学校安全の推進に関する有識者会議(令和7年度)第4回 配付資料 要約

資料は、2026年3月2日に開催された「学校安全の推進に関する有識者会議(第4回)」の配布資料です。主な内容は、学校における「危機管理マニュアルの実効性向上」と「安全教育の充実」に向けた、今年度の成果物案と先進事例の紹介です。

1. 危機管理マニュアルの実効性を高める方策

マニュアルを「作っただけで終わらせない」ための具体的な運用方法が示されています。

  • 実践解説資料の作成: 教育委員会と学校それぞれの視点で、マニュアルをどう運用し、現場に定着させるかのポイントをまとめた資料(令和8年3月作成予定)の構成案が示されました。
  • 運用の仕組み化: 過去の事故やヒヤリハット事例の活用、避難訓練後の振り返りをマニュアルに反映させるサイクルの重要性が強調されています。
  • 事例(さいたま市): 人事異動後のチェックリスト活用や、教育委員会による定期的な確認体制など、組織としてマニュアルを更新し続ける仕組みが紹介されています。

2. 安全教育のさらなる充実

子供たちが自ら安全を考え、行動できる力を養うための取り組みです。

  • 自助から共助へのステップアップ: 自分の身を守る「自助」だけでなく、地域や他者を支える「共助」の意識を段階的に育む指導内容が柱となっています。
  • 探究的な学び: 従来の座学中心から、生徒が地域課題を見つけて発信するような実践的な学習への転換が提案されています。
  • 事例(飛騨市立古川中学校): 中学生が地域の防災について考え、発信する「防災マイプロ」の取り組みが紹介されており、小学校からの学びを継続・発展させている点が特徴です。

3. 今後の展開

これらの検討内容を反映した最終的な「実践解説資料」が、今月(2026年3月)中に取りまとめられ、全国の自治体や学校での活用が推進される予定です。

学校安全の推進に関する有識者会議(令和7年度)第4回 配付資料

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/047/siryo/1412213_00016.htm